FC2ブログ

Time is money, ya know

プロフィール

Author:ydog
読んだ本を忘れてしまわないためのアウトプットの場。読んだ本の中でも是非皆さんに読んで頂きたい本を【お勧めの本】として紹介しています。本を選ぶ参考にしてみてください。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

  • 未分類(3)
  • 日本文学(31)
  • 外国文学(4)
  • ビジネス書(21)
  • ミステリ(5)
  • 学術書(5)
  • 英語(1)
  • 仏語(2)
  • 政治(1)
  • 思想・哲学(2)
  • 自己啓発(7)
  • 評論(22)
  • ワイン(10)
  • お勧めの本(8)

リンク

RSSリンクの表示

FC2カウンター

<ブログを始めるなら>

ブログ 【FC2BLOG 容量1GBの簡単ブログ】

ブログを思い通りにカスタマイズしたいという方にはFC2ブログがお勧めです。初心者の方でも安心して使えます。ブログを作ったら、ブロともになりましょv(。・ω・。)

人生で特に影響を受けた本たち

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

クリックで応援ヨロシクお願いします。



--------(--) --:--| スポンサー広告| トラックバック(-)| コメント(-)

『ジャーナリズム崩壊』

ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)
ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)
幻冬舎 2008-07
売り上げランキング : 4778

おすすめ平均 star
starジャ−ナリズム復活せず
starサラリーマン根性で権力の監視なんて笑止千万
star数冊ある本の1つとして

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

最近、友人とメディアの力について議論することがあったので、現代のジャーナリズムを知るために本書を購入した。というのも、著者はNHK報道局、The New York Timesに勤務し、現在はフリーランスのジャーナリストという経歴を持っている。したがって、本書からは海外メディアと日本メディアを比較した興味深いジャーナリズムの実態が垣間見ることができるのではと考えたのだ。予想通り、非常に有益なジャーナリズムの現場レポを読むことが出来た。
 
まず、ジャーナリズムの定義とは海外と日本で大きく異なる。海外のジャーナリズム(いわゆるグローバルスタンダードのジャーナリズム)とは、時事的な事象に解説や批評を加える活動のことであるが、日本のジャーナリズムはワイヤーサービス(速報性を最優先業務とするメディアであり、通信社のサービスがこれに当たる)までを含む。したがって、海外においては、事実関係の報告のみで新聞記事が終わっていることはまずなく、事件の背景についての詳細なレポートが付随する。日本の記者は事件が起こるたびに右往左往して現場に駆けつけなければならないが、海外の記者は専らジャーナリズムの仕事に専念するため、人員が少数であっても記事の分量・質ともに充実したものになるのだ。
 
また、日本のジャーナリズムでは、言論を司る記者が本社の運営を担う経営者に出世していく。これは海外メディアでは考えられないことだ。海外では、記者採用、経営スタッフ採用といった具合にキャリアが完全に分断されており、お互いがお互いの仕事に口を出すことは決して出来ない。記者と経営者というキャリアが同一直線上にあると、記者は将来の出世のために経営者側からの圧力を甘んじて受け入れなければならなくなるからだ。
 
そして日本の政治記者においては、担当する政治家があらかじめ決められ、担当した政治家の出世如何が自らの出世に大きく影響する。この制度によって、一人の政治家に記者がずっと張り付く(もちろんある程度の話題性を持った政治家に限るだろうが)という無駄になるだけでなく、担当した政治家の批判記事を書くに書けないというようなジレンマまで生まれてしまう。自然と、記者は政治家と癒着し、ジャーナリズムの本来の役割である権力の監視という仕組みが全く働かなくなってしまう。
 
このような日本のジャーナリズムと公権力との癒着が端的に現れている事例が、「記者クラブ」の存在だろう。記者クラブ主催の会見にメンバー以外の人間が参加するには推薦状等の諸条件があり、仮に参加できてもオブザーバーとして出席できるだけで質問もできない。こうした閉鎖的な記者クラブは、上述した公権力と癒着したメディアによって運営されているのであるから、記者クラブ自信が主張する「記者クラブが権力の監視に一役買っている」という論理は到底成り立たないだろう。
 
日本のジャーナリズムは遅れている。公権力との癒着に始まり、クレジット(情報源)の曖昧な匿名記事がまかり通る。自分が書いた文章に責任を持たなくても良いというメディアの態度は、本来のジャーナリズム精神から著しく外れているのは明らかである。だから私は日本の新聞を読まない。事実関係の確認であれば、インターネットの方が速い。一歩踏み込んだ解説であれば、雑誌や本のほうが優れている。日本のジャーナリズムの先進を願う今日であるが、政権発足初日から鳩山内閣はさっそく記者会見のオープン化という約束を破り、閉鎖的な会見を断行した。やはりジャーナリズムの崩壊は止められないのだろうか。

クリックで応援ヨロシクお願いします。



2009-09-16(Wed) 15:36| 評論| トラックバック 0| コメント 0

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら

カレンダー(月別アーカイブ)

プルダウン 降順 昇順 年別

10月 | 2018年11月 | 12月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


ブログ内検索

<古本市場>

Amazonでは中古品を出品者から購入すると必ず340円の送料がかかってしまいます。古本市場でなら、中古品でも2000円以上買えば送料無料です。中古品を買うなら古本市場がお勧めです。

<Amazon>

私もいつも利用しているAmazonです。洋書のベストセラーを読んで英語学習に役立ててみてはどうでしょう??

Ajax Amazon

レビュープラス

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。