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『考える技術』

考える技術
考える技術大前 研一

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starさすが!の一言
star書いてることは間違いではないと思うが・・・
star思考習慣をつけるために

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皆さんにTVゲーム(特にRPG)のやり方について質問をしてみたいと思います。以下の選択肢の中から自分に最も当てはまる一つを選んでください。
①ゲームは攻略本を買ってから解き始める。
②自分で一通り解いてみて、攻略本を買って穴を埋める。
③攻略本なんか買わない。自分のやり方で全て解く。
 
この質問で何が分かるわけではないが、大体以下のようなことが言えるように思う。①を選んだ人は、日本的教育の典型的な被害者である。「考える」ことを最初から放棄してしまっているので、不測の事態における問題解決能力が乏しい。②、③を選んだ人は、「考える」楽しみを持っている人なので、まだ大丈夫である。その知的好奇心を持ち続けて色んなことに挑戦してほしい。私の考えでは、最良なのは②である。自分で徹底的に考えた後で、自分が至らなかった所を埋めようとする謙虚さがあるからだ。③まで自分を貫き通せる人は、天才か変人である。以上、前置きが長くなった。
 
本書は著者である大前研一氏がこれまでの人生の中において、どのような姿勢で「考え」てきたかを解説してくれている。大手コンサルティング会社マッキンゼーの日本支社長にまで上りつめた人物の思考方法がいかに天才的なものか、本書を読んでみて私はその単純明快さに驚いた。何も難しいことは言っていない。大切なのは、「知的好奇心」と「論理的思考」の二点だけである。本質とは概して単純なものだ。
 
普段、私達が何の気なしに目にしている全てのことに対して「なぜそうなのか?」という好奇心を持ち続けることが、「考える」ことへの第一歩である。例えば、あなたはコップ一杯の水について15分間スピーチができるだろうか。今この記事を表示しているPCがどのような構造になっているのか知っているだろうか。そうした好奇心が新たな世界への扉を開いてくれる。
 
そうして外界の事象に好奇心を持てるようになったら、次は論理的思考である。論理的思考とは、学説等の知識を一切考慮せずに、目に見える「物理現象」のみを基にして、自分なりに仮説を立てそれを検証していく方法である。ここで重要なのは、有名な学説が提示するフレームワークや新聞記事などを鵜呑みにしないということだ。昨日今日起こった出来事を事実として参考にするのは良いが、そこに書かれている意見が唯一無二の真実だと考えてはいけない。常に書かれていることを疑い、内容が真実かどうかを他のデータによって検証することが大切なのだ。この実践例についても、郵政民営化、企業のM&A等の多彩な事例によって、本書の中で解説がなされているので参考にしてみてほしい。
 
日本の教育は「教える」ことに重点を置く。それとは対照的に北欧諸国の教育は「学ぶ」ことに重点を置くそうだ。つまり、答えを教えるのではなく、子供の学ぶ権利を支援する。例えば、フィンランドでは小学校にも企業家養成コースがあり、授業ではクラス全員に事業計画を出させて、みんなでシミュレーションする。こうした答えのない授業が、子供達に「考える」能力を身につけさせることができるのは明らかだ。必然的に、人口は少ないながら北欧諸国における国民一人当たりのGDPは世界の上位を占めている(参照)

私自身も、高校時代の数学は和田式暗記法という、解答をある程度暗記してそれを応用させて解く方法で学んできた。これはパターンが決まっている大学受験用の問題を解くには効率的だったが、少し考えて分からなければすぐに解答を見てしまうため、考える力が身につかなかったように思う。この勉強法で悪い癖がついたのか、私は一時期、考える時間を無駄と感じるようになってしまった。上述した①タイプの人間である。まぁ、大学でホテルのアルバイトという厳しい環境に置かれて、その考え方は大分矯正されたが。
 
パスカルは「人間は考える葦である」と言った。しかし、あなたは本当に「考え」ているのだろうか。「考える」ことを放棄させる日本的な教育の被害者になってはいないだろうか。自信のない人は、本書を読んで少しでも「考える」人間になってほしい。そして、本書の内容も鵜呑みにせずに、じっくり考えてみることが大切である。

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2009-06-29(Mon) 12:35| ビジネス書| トラックバック 0| コメント 0

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