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読んだ本を忘れてしまわないためのアウトプットの場。読んだ本の中でも是非皆さんに読んで頂きたい本を【お勧めの本】として紹介しています。本を選ぶ参考にしてみてください。

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墨東綺譚永井 荷風

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starしみじみ、どこか寂しい
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永井荷風の最高傑作と評される作品。映画化もされている。
 
荷風の分身のような大江匡という主人公が、『失踪』という小説のネタにするために寺島町(現・東向島)の玉の井遊廓に通いつめ、そこで偶然出会った江戸の名残を感じさせる遊女・お雪との関係を描いた話である。主人公の名前は、菅原道真と並び称される平安後期の博学者で、「遊女記」という漢文による風俗ルポを書いた大江匡房から取られているそうだ。そのため、主人公はあくまで「観察者」であることが暗示されている。したがって、たとえば梅雨の雨降りのときにドラマチックにお雪と出会う場面などは、情趣あふれる美しい叙述で描き出す一方で、そのようなありがちな展開について自家弁護の文が入るのである。こうした構成の仕方というのは上手いとしか言いようがない。
 
荷風の文章は随筆的だといわれるが、この小説も主人公のお雪との情劇に焦点をあてたものではなく、どちらかというと主人公が感ずる周囲の情景についての感慨を克明に描き出している。荷風がこの小説を書いたのは昭和初期であるが、その時代において更に昔の時代(明治中期以降)へのノスタルジーを、巧みな風景描写や客観的観察を通じて描いているのは、この小説が随筆的だと呼ばれる所以であろう。徒然と当時の東京の様子に思いを馳せながら読むのもいいのではないか。

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2009-06-05(Fri) 10:24| 日本文学| トラックバック 0| コメント 0

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