FC2ブログ

Time is money, ya know

プロフィール

Author:ydog
読んだ本を忘れてしまわないためのアウトプットの場。読んだ本の中でも是非皆さんに読んで頂きたい本を【お勧めの本】として紹介しています。本を選ぶ参考にしてみてください。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

  • 未分類(3)
  • 日本文学(31)
  • 外国文学(4)
  • ビジネス書(21)
  • ミステリ(5)
  • 学術書(5)
  • 英語(1)
  • 仏語(2)
  • 政治(1)
  • 思想・哲学(2)
  • 自己啓発(7)
  • 評論(22)
  • ワイン(10)
  • お勧めの本(8)

リンク

RSSリンクの表示

FC2カウンター

<ブログを始めるなら>

ブログ 【FC2BLOG 容量1GBの簡単ブログ】

ブログを思い通りにカスタマイズしたいという方にはFC2ブログがお勧めです。初心者の方でも安心して使えます。ブログを作ったら、ブロともになりましょv(。・ω・。)

人生で特に影響を受けた本たち

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

クリックで応援ヨロシクお願いします。



--------(--) --:--| スポンサー広告| トラックバック(-)| コメント(-)

『国家・社会変革・NGO―政治への視線/NGO運動はどこへ向かうべきか』

国家・社会変革・NGO―政治への視線/NGO運動はどこへ向かうべきか
国家・社会変革・NGO―政治への視線/NGO運動はどこへ向かうべきか藤岡 美恵子

新評論 2006-12
売り上げランキング : 560469


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

本書は私の卒論のアイデアの下地となった本である。様々なNGO(非政府組織)活動経験者の方々が集い、現在のNGOのあるべき姿について論じている。
 
市民社会は企業、政府、市民という三つのアクターによって構成されており、市民生活の向上を目的として活動するNGOは、市民を代表する組織として政府や企業の権力の濫用を監視するべく、その「非政府性」を生かした政策提言を積極的に行うべきである。しかしながら、現在のNGOは「非政府性」を保ちえているのだろうか。アジア太平洋資料センターは、資金を日本政府に依拠していたため、活動中に日の丸つきの帽子を配布せざるを得なかった。米国際開発庁長官は、NGOが米国政府の片腕であることを明確にするべきと主張する。
 
日本政府とNGOの関係詳しくをみてみると、政府は「日本NGO無償資金援助協力」の資金を使うNGOに対して、可能な限り日章旗又はODAマークを掲げることを義務付け、NPO法においては政治活動を行わないことを条件にNGOに対して法人格の付与を認めている。アフガニスタン復興支援国際会議におけるNGO排除問題も記憶に新しい。NGOの「非政府性」とは「政府からの影響を受けない」という意味であって、「政治に関わらない」という意味ではない。こうした日本政府の姿勢は、NGOの「非政府性」を誤って捉えているように思える。
 
また、国際連合との関係をみてみると、経済社会理事会(経社理)における協議資格制度は導入されているが、認定には各国政府による承認が必要、経社理のみでは権限が限定されるなどといった問題を抱えている。また、実際に、私の活動していたNGOの職員は、「国連は大きなNGOと協力はするが、我々のような小さなNGOとは全く協力しようとしない」と言っていた。こうした事実から、実質的な協働を達成する上で経社理制度のみでは未だ不十分であるといえるのではないか。
 
これらの諸制度は依然としてNGOの存在を軽視しているといえるが、NGOという概念自体が未だ発展段階にあり、こうした制度上の不備も忖度できる。政府や国際機関などの大きなアクターにおいて、法制度の改変というのは非常に難しく、NGOは、それをただ待つといった他人任せ主義に陥ってはならない。したがって、我々は、政府の法整備に期待するだけではなく、市民つまりNGOの側からすべきことを考えなければならないのではないか。その手段として私の論文では、NGOのエンパワーメントをビジネスモデルで行うことの有効性について述べていくが、ここでは割愛させていただく。
 
公だけでは対処しきれない市民一人ひとりの活動に即した細やかなサービスの提供という面で、市民が担い手となる市民団体は必要不可欠であるはずだ。加えて、サービスの提供に留まらず、今の行政機関が持つ様々な問題に気付き、政策提言活動を通じて行政の改善を訴えることも、民主主義の国に生きる市民の役目ではないだろうか。市民の代弁者として、NGOが「政策市場」において政府と対等に競い合う主体として機能することが期待されているのである。

クリックで応援ヨロシクお願いします。



2010-01-21(Thu) 08:48| 評論| トラックバック 0| コメント 1

コメント

いつもブログご愛読の皆さんありがとうございます。こちら長尾祐介からのメッセージです。
「次回は書評は私の卒論についてです。乞うご期待!!」

2010-01-25(Mon) 05:25 | URL | たいすけ #-[ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら

カレンダー(月別アーカイブ)

プルダウン 降順 昇順 年別

06月 | 2019年07月 | 08月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -


ブログ内検索

<古本市場>

Amazonでは中古品を出品者から購入すると必ず340円の送料がかかってしまいます。古本市場でなら、中古品でも2000円以上買えば送料無料です。中古品を買うなら古本市場がお勧めです。

<Amazon>

私もいつも利用しているAmazonです。洋書のベストセラーを読んで英語学習に役立ててみてはどうでしょう??

Ajax Amazon

レビュープラス

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。