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『マルクスは生きている』

マルクスは生きている (平凡社新書 461)
マルクスは生きている (平凡社新書 461)不破 哲三

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就職活動後、学生時代にできることとして、この夏は議員インターンシップを行おうと思う。その前提として、以前から気になっていた共産党を知るため、実際に党集会に出席した。辻ひでこ議員と吉井英勝議員が、衆議院選挙に向けて演説を行っていたのだが、本書は吉井議員がお勧めしていた本である。帰り道の本屋で早速買ってみた。
 
共産党というと、私は非常に暗いイメージを持っていた。というのも、過激な組織である赤軍や大国で言えばソ連・中国などまで、あまり良い噂を聞かない。しかしながら、私は実際に自分の目で見なければ何事も納得しない性質であるので、今回はコートジボワールと同様、実際に自分の目でその組織がどのようなものか見てこようと思い立った次第である。その結果、それまでの偏見がとれ、より客観的に共産党の主張を考えることができるようになったと思う。否、演説を聴いた後の私は幾分か左派よりだった。だから、帰り道に本書を手に取らずにはいられなかったのである。
 
私が共産党の主張に率直に魅かれたのは、大部分の彼らの主張が社会的弱者の救済を焦点にあてていたことだ。つまり、最低賃金の引き上げや社会保障の拡充、法人税の引き上げなど、一見するとまさに今の日本に必要なのではないかと思える政策を掲げている。そして、現政権の矛盾に対して積極的に発言している(例、MA(ミニマム・アクセス)米の輸入義務」は大ウソ)事実からしても、世界の注目する国際会議で酒飲んで酔っ払っている財務省なんかを採用する自民党よりかは、はるかに良い政党なのではないかと思えるからだ(個の責任を全体に負わすのは良くないが・・・・)。しかしながら、最低賃金が雇用の減少を招くといった議論(参考記事)があるし、社会保障を拡充するにもその財源はどうすれば良いのかなどとの批判もあるので、一概に彼らの主張が正しいとはいえない。日本の法人税からして他国と相対的な比較において高いだの低いだのとはっきりしない。私は公共政策関連の知識が乏しいので、何ともいえないのが残念だ。勉強に励もうと思う。
 
話を本書の内容に戻すが、マルクスの『資本論』について、マルクスやエンゲルスによる様々な研究成果、日記や手紙といった私的な歴史的背景を論じながらまとめており、非常に理解しやすかった。『資本論』でマルクスが指摘した労働者の搾取や「架空の需要」などの資本主義の矛盾を分かりやすく解説している。そして、ソ連の一党独裁は、民主主義の「自発的合意」に基づく社会主義経済の達成というマルクスの考え方と相反するものであるとし、それゆえ真の共産主義を採用すればよい、という結論で終わっている。なるほど、まさに良いとこ取りであって、逆にマルクス主義の矛盾には目をつぶった内容だ。私としては、「では、なぜそのようないいとこ取りの社会主義が現代社会において認められるに至っていないのか」という最大の疑問がすんなりと解決されなかった。
 
 
私の見解を述べると、現在一般的に批判されている共産主義というのは、急進的な極左のものであるということだ。というのも、ソ連やその他の歴史上の社会主義国家は、マルクスの主張を過度に捉え、経済力もないのに革命を起こして名前だけの共産主義国家になってしまった結果、失敗した。それらの国家の考え方は批判されるべきものである。しかし、マルクス共産主義が真に主張する「個人の能力に配慮した自由」というのは、つまり「自由の中の平等」と同義であり、今まさに福祉国家がこぞって達成しようとしている大きな政府という社会制度に等しいものなのではないか。
 
資本主義の主張する完全に自由な経済というのは全く持ってナンセンスである(昨年の金融危機の後ではなおさら)ため、ある程度、政府は市場経済に介入すべきである。また、共産主義の主張する「生産手段の社会化」も、「人は怠けたり嘘をついたりしない」という前提の下で成り立つものであるため、これも理想論に過ぎない。つまりは、極右と極左は双方に長短が存在するわけで、どちらが優れているのかという問題ではなく、それぞれの長短をどのように補いながら政策を決定していくかが一番重要なのである。
 
当たり前の話をつらつらと書いてしまったが、今の人類は自らの立ち位置をどこに置くか試行錯誤している段階である。よく互いの主張を聞き、自分の欠点を認めて改善していく姿勢こそが、優れた政治であると思う。その点で言えば、今の自民党は優れているといえるのか。
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2009-06-11(Thu) 12:25| 政治| トラックバック 0| コメント 0

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